Resized to 29% of original (view original)
Artist's commentary
──そういうことか、と狸狐は思った。
この人は、自分を増やしているのだ。自分の右腕となる人物を──いや──全身丸ごと代替してくれる人物を求めている。狸狐を救ってくれたのは、あれこれ手を焼いてくれるのは、だからなのだ。精神的になにも所持していない狸狐が、己の入れ物として最適だったからだ。
小説『死亡遊戯で飯を食う。』第2巻《ゴールデンバス》より
#死亡遊戯

Leave a comment