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月面のクオリア
『異世界迷宮の最深部を目指そう15巻/割内タリサ先生著』がオーバーラップ文庫から本日発売です!
「小説家になろう」で連載中の小説です。こちらは無料でご覧頂けます。▼http://ncode.syosetu.com/n0089bk/▼コミカライズ第3巻と同時発売となっております!
【コミカライズ連載ページ】
コミックガルド
▼https://comic-gardo.com/episode/10834108156668670658▼
ニコニコ静画
▼https://seiga.nicovideo.jp/comic/45733▼
【小説店舗特典】
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以下反転でイラスト注釈がご覧頂けます。
今巻以降の重要なネタバレが大量にありますので、web版7-3章346話読後推奨です。
毎回書籍派の方には本当にすみません…。
◆「父に見捨てられ高層マンションの部屋に一人」「母に見捨てられ都市の大聖堂に一人」の対比です。
この二人を描くのに鏡映し以外は有り得ないと思ったのですが、イラスト映えを考えていく内にこのようなラノベ表紙としては珍しい構図になりました。
鏡映しだけど全く同じではない少しのズレは出したかったので、同ポーズとはいかないまでも片手で体重を支えて片手でアイテムを持ち三段下に足を揃えている類似も。
◆ラグネの「一番」になるための象徴ともいえる階段を境に上下で鏡映しです。ラフではラノベの表紙として渦波が逆さまだったのですがやはりラグネが逆さまだろうということでこうなりました。カバーでヒロインが見えないの大丈夫かなと思ったのですが帯までイラスト印刷という豪華仕様にして頂けました。
トビラでは逆向きに配置して頂いています。
◆鏡映しとなった青と赤の手摺がDNAの二重螺旋っぽいなと思ったので、色を入れ替えて世界を隔てた精神的双子であることを表現。丁度首部分に互いの色の手摺を入れて互いの殺害を暗喩。
◆カイクヲラの名前の元ネタ、逆転クオリアでよく例に挙げられる赤い(青い)空。
渦波の心象風景である「雨の降る高層マンション」である冷たい青い石の街と血(母の策謀による犠牲)によって至った一番になる為の大聖堂。
◆今巻のお花コーナーは石竹です。花言葉は「才能」「あなたが嫌いです」「いつも愛して」。
鋏で首を切って落としたように落ちる花々は、そんな(嫌いな)筈がないと切って捨てた思いの数、一番になるために殺した人々の暗喩です。
また、殺した人々の血でまみれた手に持つのは、ラグネ自身の心の血から出来たような、血の滴る真っ赤なカーネーション。花言葉は母への愛。
◆背景には月。そのなかにカーネーション。あるはずのない愛。鏡花水月。
◆互いに役割を脱ぎ捨てるとからっぽの白い服。
◆舞う紙の束→未来予知で至った未来の数々、その中から一つを選び取ったと思ったら焼け焦げて穴だらけ(ラグネからの裏切り)。
また、幼少期父に渡され覚えられず失望され、必死で覚えてそれでも披露することのなかった台詞原稿。
◆ラグネの目線はカーネーション(ママ≒カナミ)、渦波の目線(兄妹類似で陽滝の目線でもある)は読者(本文で渦波の過去を共に回想するラグネ)側。概念上では二人の目は合っていて、互いに鏡映しの過去を見つめ合っているような感じです。

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