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Artist's commentary
imoteお母さん
吉野メメ(歳はナイショ♡)の場合
日曜日の朝。
今日は朝練も無いので昼まで寝ようかと思ったけど、
コーヒーの匂いに誘われ、リビングに降りた。
「あら、お寝坊さん。やっと起きたのね」
「おはよ………!!」
エプロン姿の母さん。
……いや、エプロン、しか着けていない。
……いや、その下も着てはいる……が。
「どうしたの? まだ寝ぼけてる?
……ああ、これ?」
母さんは自分の格好を見下ろす。
「ミト見てたらね、裸ん坊で過ごすのも気持ち良さそうだなって。
おウチなんだし、誰にも気を遣う必要ないでしょ?
ね、あなた」
親父はソファでスマホのソリティアをしながら、
「ん? ああ……」
と、気のない返事。
まあ本人がいいなら別にいいが……。
しかしimoteもimoteなら、母さんも母さんだ。
この親にして、か。
「はい、コーヒー」
差し出されたマグカップを受け取ろうとして、
どうしても視界に入る。
…………。
しかし改めて見ると……うん。
いや、見るな。
「ミルクは入れる?」
「…………」
その言葉と同時に、また視界に入った。
だからやめろ。
連想するな。
母親だぞ。
「いらない」
「あら。ブラック飲めるようになったの?」
「……今日から」
母さんは「へえ、そう」と笑った。
その日からしばらく、
俺はブラック派になった。
There you are, sleepyhead.
Finally awake?
Oh? What’s wrong?
Still half asleep?
Here’s your coffee.
Want some milk?

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